- ブランティングデザインと企業戦略 ブランティングデザインと企業戦略 ブランディングデザイン商品例:キリン氷結3
ブランティングデザインと企業戦略
ブランディングデザイン商品例:キリン氷結3
ササダさんが「ブルーとシルバー、グラフィックフォーマット」を氷結のブランドエクイティにしようと言った時、キリンビールの関係者はすぐに首を縦に振らなかったそうです。
前述の通り、当時は「味によって缶の色分けをしている=缶酎ハイ」と言うイメージが浸透していた為、それに倣わなければ商品を手にとって貰うことができないのでは......と言う懸念があったのです。
しかし、従来の商品どおり「レモン=黄色の缶」と言う風に色分けしてしまうと、レモン味ならレモン味、グレープフルーツ味ならグレープフルーツ味の中で「消費者から選んでもらう」と言う必要が出てきます。
それよりは、氷結は氷結で独自のデザイン展開をし、他の缶酎ハイとは別物のブランドとして売り出した方が解りやすいだろうと言うのがササダさんの考えでした。
確かに、同じ様な色の缶からひとつを選ぶのは大変ですが、全く違ったデザインの缶でオリジナル性を計れば他商品と並べて比較されることも少なくなります。
同時に、缶のデザインとカラーを全て統一することで「ブランド価値」も高くなりますので、「他の酎ハイとは全く別の商品」として売り出すことができると言うメリットもありました。
統一感を出すことでブランドイメージも強くなりますから、他の商品とも戦いやすくなります。
また、ササダさんが拘ったのが「ブルー×シルバー」に「ダイヤカット」と言う特殊な加工を施すこと。
ブルーとシルバーにキラキラとしたダイヤカットを施すことで、より缶のデザインが引き立つ様に工夫したのです。
ダイヤカットを施すことで、「思わず飲みたくなる」と言うシズル感も出すことも可能になり、これも「氷結」の缶デザインを確定させる要素となりました。
当時まだまだ普及していなかったダイヤカットですが、試行錯誤しつつ何度もデザインを練り直し、今のデザインが誕生したのです。
「氷結」は、味だけでなく徹底したブランディングデザインと、ブランドエクイティを追求して作り上げられたものなのです。
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ブランティングデザインと企業戦略は、ネーミングについて解説しています。
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