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ブランティングデザインと企業戦略

ブランディングデザイン商品例:キリン氷結2

氷結が発売される前、缶酎ハイのシェアは「サントリー」から発売している「スーパーチューハイ」と、「タカラ」が発表した「CANチューハイ」が大きく独占している感じで、この二つの存在があまりに大き過ぎる為に、キリンビールが入り込む余地は無いかの様に思われました。

そこで、キリンビールは「自社がそれまでに育てた商品の強みを活かすことで、他の缶酎ハイとの差別化をする」と言う戦略を立てたのです。

当時、キリンシーグラムは「ウォッカ」の分野で躍進しており、また「キリンビバレッジ」が「果汁を瞬間的に凍らせることで、鮮度と味が落ちない様にする」と言う技術を開発。

キリンビールはこの二つを組み合わせ、従来の缶酎ハイではなく「カクテルに近い缶酎ハイ」として売り出すことを考えました。

こうして味を差別化することで、先に発売されていた「CANチューハイ」「スーパーチューハイ」との差別化を図った訳ですが、いくら味や分類が違っても、「酎ハイ」として売り出す以上この二つは意識しなければなりません。

しかし、真っ向から対決しても「CANチューハイ」「スーパーチューハイ」に勝てる保証は無いと言うことで、キリンビールは「酎ハイでも今までのものとは違う、新分野の商品として売り出す」と決めました。

ここで登場するのが、「ブランドエクイティを実現する為のブランディングデザイン」です。

ササダさんは、それまでの酎ハイが「レモン=黄色の様に味で缶の色を決める」と言う概念だったことを打ち破り、ブルーと白の二色にグラフィックフォーマットを使った斬新なブランディングデザインを提案。

それまでの缶酎ハイとは全く違うデザインを缶に施して売ることにしました。

「シルバーとブルー=氷結」と言うイメージを、ブランドエクイティとして育てていこうと考えたのです。

この戦略は見事に大当たり。

発売された後の「氷結」は「ヒット商品」としての階段を駆け上がることになるのです。

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ブランティングデザインと企業戦略は、ネーミングについて解説しています。

ブランティングデザインと企業戦略Pick!:商品が売れている理由

「商品が売れる理由」を一言で語るのはとても難しいものですが、理由のひとつに「徹底したブランディングデザイン戦略」があることは確かです。 キリンビールの「氷結」は、従来の酎ハイにありがちなデザイン路線を・・・・

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